merlinrivermouth’s diary

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サイバーパンク2077とPlayStation

サイバーパンク2077は1970年代にあったテーブルゲームが原作である。過度に資本主義が進んだ世界観で、とてつもない技術進展と比例し、格差拡大、社会不安の増大、無秩序、環境破壊が進んでいる。私的には、人類絶滅不可避である。

プレイヤーは原作の主人公であるテロリストの記憶とゴーストと共に大企業に反抗し、自身の生存をかけることになる。因みにテロリストはロンゲ、髭面、破天荒ロッカー風のキアヌ・リーブスである。非常にあぶらこっい。ウコンが欲しくなる。彼の考えに同調できなくはないが、脳内から早く出ってほしい。

つまり、サイバーパンク2077はヨーロッパの通常の価値観を受容しているか、日本では社会民主主義より左でなければ、楽しめない。とはいえ日本人の多くは自己都合で文脈を誤読する能力があるため、問題にならないだろう。私は社民党支持なので、多いに楽しんでいる。

 

ヨーロッパはそもそもPlayStationは売れていない。xboxよりも売れていない。ヨーロッパを支配しているのはゲーミングPCである。サイバーパンク2077を作ったCD projectREDはポーランドの会社なので、playstationがおざなりになるのは仕方ない。ウィッチャー3ももともとはplaystationで発売する予定はなかった。

しかも本来ならPS5が市場にはけているはずが、日本の特殊イカれた価値観が原因で、全くはけていない。そんなことはCD projectREDもSonyでさえ関知することではない。

更にplaystationは性能的にライトユーザー向けである。発売日から買って、開発者と共にバグ潰しに協力するような意識があるなら、ゲーミングPCでやるべきである。

それでもCD project REDは誠実な会社なので、PS4ユーザーには返金してくれる。

 

日本のユーザーはバグに異様にうるさい。そのため、日本のゲーム会社は発売前にバグ潰しに非常な労力を使う必要がある。そのため、海外のゲームより小さいマップ、短いストーリーというようなことになる。できがいい作品ほどこじんまりしている。

海外のゲームは、発売当初はバグだらけが常識で、致命的なものでなければ、市場に受け入れられる。ユーザーもバグ潰しに協力し、だいたい発売から半年から一年かけて、ゲームを完成させていく。そのためバグ潰しに労力を奪われることがなく、広大な世界観や長いストーリーを実現できる。

日本はplaystationが圧倒的なので、日本のユーザーは事情を知らないだろうが、ゲームのほとんどはplaystationよりPCの方が発売が早く、playstationに出ていない有名なゲームもかなりある。逆のケースはホライゾンとゴッドオブウォーだが、出資者はSONYである。私は仕方ないから、SONYの囲い込みにキレつつ、ホライゾンのためにPS5を買わざるを得ない。

開発はゲーミングPCが基本で行われ、ゲーミングPCはplaystationより遥かに性能が良く、ユーザーもさまざまなソフトを利用できる。フライトシュミレーターをセットしたり、VRをプレイしたり、modを導入したり。playstationでもできるが、ゲーミングPCの方が遥かに利便性が大きい。playstationはあくまでライトユーザー向けである。

発売日に買ってプレイするというのは、ファンかヘヴィユーザーだろう。一年も経てば半値になるような時代なのにわざわざ最も価格が高い時に購入するんだから。