merlinrivermouth’s diary

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(社会・婚活)何故、男は不倫や浮気をするのか?

私は男性社会の非モテということを理論的にしかわかりません。それは男性社会を理解していないことと同じです。しかし、私は私の恋愛の経験談を男性に話すと非常に苛つかれます。

私はいわゆる経験人数は非常に少ないですし、実際に付き合った数も少ないです。それで何故苛つかせてしまうか?というと、

①女性たちと仲良くなって、信認を得られていること

②交際相手を選んでいること

というのが理由です。

私はそれが何故男性を苛つかせるのかわかりませんでした。何故なら、男女問わず目の前の相手に共感することは当たり前の話ですし、不特定多数の誰とでも付き合っていいわけではない以上交際相手を選ぶのは自然なことだからです。

しかし、母親と話してみて、ある意味私の態度が異常だとも理解しました。つまり、交際相手を選べている私は自分の価値をより理解しており、それは実際に女性たちから信認を得られる経験が多いからで、自分が本当の意味でモテると自覚していなければできない行動だったからです。

そこから、私は気付きました。男性のほとんど全ては、脈がありそうな相手にアプローチを仕掛け、実際にその女性がそこまで自分の好みでなくともよく、つまり男性のほとんど全ての恋愛対象は妥協であるということです。

つまり、状況が変わって、自分がよりモテるようになったり、現在交際している女子より美人に脈ありのサインが出れば、のこのこついていくということです。

私にこのような反応をしていた男性は決してモテない方ではありせん。むしろ非常にモテる方とされている人たちです。ホストや劇団員、広告代理店の営業マン…。

つまり、非常に少ない、ごくごく少数の、真に吸引力がある男性を除き、男性は浮気するか、浮気したいができないかの違いしかない、ということになります。

 

一般的な男性にとっての「モテ」とモテにとっての「モテ」

男性は競争社会で、女性よりもモテるモテないという圧力は強いです。女性もかなり強いと言われる方があるでしょうが、それは男性の方がはるかに強いです。

男性は一見するとモテそうな人ほど、非モテのコンプレックスを持っています。自身に努力を重ねるのは、単に美意識に留まりません。モテそうだから、特定の職業や趣味を始めるのもザラで、整形に手を伸ばす男性も増えています。

そのような男性は外観ー職業や趣味や外見やトークーを努力することによって、モテるように仕向けています。彼らの努力は不特定多数に好意ないし注文を集めることに向けられています。つまり、彼らにとってのモテとは、とどのつまりヤレるかどうかだけと言えます。

このような男性の大多数にとって、恋愛対象は性欲のためであり、気遣いなどはその取引であって、実際にその女性を愛しているからではなく、他の恋愛対象が出てきた場合、自分のリスクと照らし合わせて、浮気や不倫をするということになります。

彼らにとってのモテとは、どのような女性とヤレた、経験人数、付き合った数ということになります。極端に言えば、ヤレるなら誰でもいいのです。

 

逆に、女性から信認を得られている男性にとってのモテは下心よりも心の交流が優先されます。実際のところ、恋愛感情や友情の違いは同じ愛情という意味では大きな違いはあまりありません。結婚に至るか、身体の関係があるかどうかの違いでしょう。

女性から信認されるというのは、友人になりやすいということで、下心よりも共感性が優越しなければ成立しません。男同士、女性同士の友情でも互いに共感しようという意思がなければ成立しませんし、利害関係が優先されれば信用を得られにくいです。

このような人にとって、下心が大前提になる恋愛はナンセンスですから、経験人数や付き合った数をモテとすることはできません。また共感が前提になる以上、交際相手を傷つけたり、信用を失墜する行為を避けますから、浮気や不倫の類いは行えません。女性とヤレることを目標にしていない以上、交際相手以外の女性からサインが出たとしても、友達より先に進むメリットがモテる男性にはないので、浮気や不倫はありません。

またモテる男性は恋人を裏切れない前提がある以上、恋人候補を選ぶ必要が出てきてしまいます。妥協した相手と交際していて、他に候補が出てきた場合、大問題になるからです。恋人候補を吟味する必要から、恋人がいない期間がどうしても増えます。

彼らにとって、モテとは友人としてだけでなく女性として愛せる特別な人にモテるか?ということになります。数を問題にすれば、非常に少ないでしょう。

 

つまり、一般的な男性とモテ男性の違いは非常にシンプルに共感能力の違いになります。

 

真にモテる男性はどれほどいるのか?

一般的な男性とモテ男性の違いは共感能力の違いですが、共感する能力というのは、日本の世間や男性社会ではしっこくになる場合が多いです。

その結果、共感能力を維持できるモテ男性は日本の世間や男性社会の評価からある程度自由でいられる人が多いです。

女性は一般的な男性が多数派で、真にモテる男性が普遍的にそこそこいると考えるでしょう。同じ男として鑑みた場合、そのような男性は非常に少ないと言わざるを得ません。

私が会った中で、そのような男性は3人いました。

3人の特徴は

①ストック型の資産家の子弟

②高い知性

③非常な苦労

④見た目が良い

というものです。

一人は精神病院で会いましたが、フランスに留学経験があり、表面的でない知性があり、かなりの美男子でした。

もう一人は実家が大病院のドクターで、多浪しており、世間に対して斜に構えていて、やはり美男子です。

これらの条件はある種、自然です。

日本は世間があり、ヒエラルキー構造と排除文化が前提の社会で、表面的で形而下的なステータスが重要視されます。その社会においては、モテの価値は経験人数や付き合った数や付き合う人が大事になりますが、そのような世間的評価から自由になるためには、バックグラウンドと世間的評価に対し疑問を抱く契機、共感する能力を担保する遺伝的優位性、それを可能と自身に思わせる外見が必要になります。

つまり、ただ金持ちであるだけでなく、実際にかなり紳士かつ貴公子的でなければ、そのようにモテるとはならないのです。

 

あまり男性経験のない女性の中には、では少しくらいモテるくらいがいいのでは?と思うかもしれません。それは大きな間違いです。

例えばホストなどのモテは、人工的に不特定多数に好意を抱かれるように顔面に改造を施し、やりとりを訓練した存在で、それは特定の人を特別に愛しているということではありません。

そのようになる動機が非モテである以上、モテの動機は性欲と見栄であって、究極的には非モテなのです。当然ながら、特定の女性を愛しているわけではありませんから、浮気をしますし、不倫もしますし、モラハラやDVも適時行います。むしろ、多少のモテは他の女性とのやりとりの機会が多くなるので、不貞行為可能性と非違行為可能性が高まります。

多少モテるとなれば、浮気可能だから、浮気するタイプだと言えます。それなら、全くモテそうもないタイプの方が不貞行為可能性や非違行為可能性は低いです。

結論から言えば、本当の意味で女性にモテる男性などほとんど全く存在しません。そして、そのような男性を除けば、モテる男性ほど女性を大事にしないのです。

 

一般的な男性が浮気や不倫をするエネルギーの源泉

それは恋人や奥様からの好意です。

…は?

だから、一般的な男性が浮気や不倫ができると思えるのは、恋人や奥様からの好意です。

 

つまりこういうことです。

真にモテる男性以外は精神的に非モテで、セックスしたいだけです。しかし、非モテというコンプレックスがある以上、自分の自信となる根拠が要ります。恋人や奥様からの好意が彼らにその自信を与えているのです。

例えば、彼らに恋人がいない段階で、彼らの前にすごい美人が現れたとします。彼らは自信がないので、何もできません。しかし、恋人や奥様から好意を与えられて、自信がついていた場合、彼らはその美人にアプローチできます。もちろん失敗しても、恋人や奥様方が自信を取り戻せてくれます。

だから、彼らは浮気してもなかなか別れようとしませんし、不倫しても離婚しないのです。浮気相手や不倫相手から同じような自信を与えられる確証を得るまで、「本命」と別れることはしないのです。

でなけれは、浮気や不倫は「浮気」「不倫」という言葉になりません。浮ついた気持ちや倫理に悖るという言葉は、本道がある前提になっています。

 

これは、真にモテる男性以外、可能であれば、パートナーがどうやっても、浮気や不倫を行うということです。

パートナーがぞんざいに男性を扱えば、男性は当然離れます。しかし、好意を与えて、甘やかしても浮気や不倫を行います。まさに男性の主体的意思の下に浮気は行われ、その人自身が浮気しないと固く誓っていたり、浮気や不倫をするだけのデメリットがデカいと正しく計算していなければ、男性は可能であれば浮気をします。

 

真にモテる男性は下心を全く重視していません。でなければ女性たちと友情を育めません。彼らが重視しているのは共感で、性欲はその過程の一つの到達点です。

ですので、肉体的な浮気や不倫を行う必要がなく、またパートナーから与えられた自信を返したいという気持ちが強くなります。

また、彼らはパートナーを相当吟味し、手軽に付き合うということがないため、恋愛の過程がどうしても苦労します。これは、現在のパートナーを手放しかねないリスクを回避したい気持ちと、リスクを考えられる知性があるということです。

パートナーの方に致命的な問題がなければ、彼らから浮気や不倫をすることはありませんし、往々にして、彼らは我慢強く、手続きを大事にするため、破局する時はまさにそれが理由で破局します。

 

真のモテ男性と一般的な男性は友達になれない

一般的な男性にとって、モテとは呪いです。彼女が欲しいという欲求は非常に強く、不特定多数の評価を上げるために努力します。

彼らの趣味のほとんどは趣味が好きだからだけでなく、モテたいからです。あるファッションが好きだからその格好をしているのではなく、それがモテると思っているからです。

それらは下心が前提になっており、共感することは二の次で、仲良くするために下心を諦めることなど、考えに及びません。

基本的に脈がありそうな女性なら誰であれ付き合うのが自然で、他にもっといい女性ができたら、乗り換えるのが当然だと思っています。

 

モテ男性にとって、モテはあまり重要ではありません。特定の誰かと付き合いたいと思い、仲良くなるためのアプローチを考えます。彼らはそもそも不特定多数の評価を気にする必要がない立場です。

モテ男性にとっての趣味趣向は彼らがまさにそうしたいからです。あるファッションを着こなそうとするのは、まさにそのファッションが自分に似合っており、自己表現してるからだと思っているからです。

あくまで共感することが前提で、下心はその過程でしかありません。その過程がなく、信用できる女性なら友達として友情を育みます。

脈がありそうな女性がいても、本気で好きになれそうでもなければ、アプローチすることはありません。恋愛対象を吟味するので、恋人がいない期間は長くなります。

 

前者は後者の交際スタイルを信用できません。下心=付き合う気もないのに、女性と友人でいられることがあり得るのか?と思います。何かの欺瞞で、打算や下心があり、女性を騙しているかのように思います。

後者は前者が女性と友達になれないことが理解できません。付き合う=共感ですので、下心がなければ友情を育めばいいからです。

前者は後者の女性を吟味している姿が高望みしており、強欲であるように思えます。一方、後者は前者を女性に不実で、節操がない男性のように思えます。

 

後者は常に女性と付き合えるわけではありません。恋人がいない期間が長いので、それはそれで悩み、非モテの気持ちもわかります。男性ですから、全く下心がないわけではありません。単に我慢できるというだけです。

しかし非モテはモテの考えていることがあまり理解できません。下心が諸野の前提になっている以上、モテの考えや行動はあまりにあざとく、強欲で、非モテを馬鹿にしているようにしか思えません。

また理解できたとしても、ほとんどの非モテの男性はモテと同じ考えや行動を採用できません。あまりに知性的で、理性的で、かつ高嶺の花を狙えるだけの自信や根拠がなければ難しいからです。

 

一般的な男性にとって、憧れの対象は憧れで終わることが多く、たとえそのような女性と関係したとしても、内在的な関係に至るとは全く思えません。多くの場合、男性は女性の文化を見下し、無理解ですので、支配的に振る舞うこともあり、実際に共感することは格好だけの場合が多いです。

しかし、モテ男性の共感は表面的なものではなく、実際に容易に行われます。それは女性経験が豊富だからではなく、単に男女問わずどのような人間でも敬意を払っていて、興味があるというだけです。モテ男性からすれば、一般的な男性は嘘つきで、ミソジミストで、女性を幸せにするつもりがないように思えてしまいます。

 

両者の相互理解はほとんど不可能で、特に一般的な男性はモテ男性に対してコンプレックスしか出ません。彼らはモテるということに関して呪いがあり、モテ男性はモテるという一点でそれから逃れることができています。

一般的な男性からすれば、モテ男性は経験人数こそ少ないものの、それは恋愛対象を吟味しているからで、その気になれば非モテ男性が夢としていた背徳的な世界を実現できるようにも思えます。

しかしながら、モテ男性がモテなのは、共感能力にあり、下心を二次的なものに留めているからであって、背徳的なものを拒絶しているからです。

ですが、一般的な男性は下心が前提ですから、モテ男性が一途だとはとても信じられず、モテ男性=人間的に問題があるかのように論じることになります。

 

マッチングアプリ上の非モテ男性

モテ男性と非モテ男性の違いは共感能力です。共感能力は実際に会わなければ発揮されません。リアルな出会いはリアルに会ってから始まります。合コンでも、ナンパでも、仕事先でもなんでもそうです。

リアルな出会いでは、会って、共感能力が試され、そこからアプローチが始まります。年収などのスペックはそこから後の話になります。

マッチングアプリはマッチングしなければ、会うことはありません。

マッチングアプリにおいて重要なのは、見た目の写真とスペックです。マイナス要素がなければよく、具体的には年齢、身長、年収、喫煙の有無です。スペックはいくらでも誤魔化しが効き、メッセージのやりとりは自身の内実を隠蔽できます。

会わなければ、共感能力を試せませんから、モテ男性はマッチングアプリ上では不全感しかありません。特に彼らは女性を吟味する傾向にあり、自分の価値がわかりますから、女性が年齢や身長や年収で男性を気に入らずにスキップすれば、どうにもなりません。

つまり、マッチングアプリ上では、モテ男性と非モテ男性は一括りにスペックの問題にされ、同じ土俵に立たさせるのです。これは非モテ男性にとってとんでもない好条件と言えます。

 

また、スペックが良い非モテ男性は自分がモテるという実感を得ることができます。男性の恋愛は下心が前提です。

彼らはモテ男性が陳腐化しているマッチングアプリ上でやりたい放題できるということです。

仮にモテ男性がモテと評価されているリアルでは、女性に高嶺の貴公子とヤリモクを比較されて、下心を隠蔽する努力をより露骨に払わねばなりません。

 

マッチングアプリは恋人がいることや既婚者であることが隠蔽できるツールです。一般的な男性にとって、これほど使いやすいツールはありません。

一般的な男性は浮気や不倫が前提で、それらに歯止めをかけるのは不貞行為がバレるリスクです。マッチングアプリにはそれが全くないのです。

何度も言いますが、彼らに自信を与えているのは、彼らのパートナーの好意です。

 

マッチングアプリや婚活はアメリカから導入され、経済的利益などが一致していることが前提になります。

それはある種の契約ですが、パートナーとの力関係は常に変わります。しかも利害関係の一致が条件である以上、不実な行いはある程度看過せねばなりません。

結婚は女性により重い負担がかかります。妊娠や出産があるからです。一般的な男性は女性と下心で交際しており、妥協で結婚しています。結婚により女性の力関係が弱くなれば、一般的な男性はそれを利用して来ます。

 

女性は大人になる必要がある。

モテ男性はほとんど全く存在しないと思って差し支えありません。いまや、新興富裕層や整形のイケメンなどが当たり前に存在しているため、外見で判別不能でもあります。

 

一般的な男性は下心が前提で、浮気可能ならば浮気し、不倫可能でリスクが少なければ不倫します。

一般的な男性は妥協でパートナーを選んでおり、あなた方が思ってるより、彼らはあなたや家族に愛着がありません。

それは一般的な男性の中で、モテそうな人たちほど強いです。

あなた方が一般的な男性と交際し、結婚する可能性が高い以上、あなた方は彼らをコントロールする気構えが必要です。彼らに自信を持たせつつ、主導権を握られてはなりません。

確かに、モテ男性は存在しないことはありません。しかし、出会うこと自体が難しく、マッチングアプリや婚活で出会うのは奇跡的で、あなた方はそのような男性を見過ごす或いは勘違いする可能性が極めて高く、彼らがあなた方を選ぶ可能性も高くありません。