日記
まちうどへ 春を呼ばんと こまちふじ 庭に蕾をつけた小町藤がある。 今にも花を咲かそうと、太陽の下で泰然としている小町藤の佇まいに、僕はその目を離すことができないでいた。 だが、果たして冬を越えられるだろうか? 僕を見かねて、友人が「梅に変えよ…
彼と付き合ってから数年、すれ違いが多くなった。 お互いに思うことが変わっていった。 彼はあたしを「間違っている」と言った。 あたしに干渉するようになった。 それは彼なりの優しさだというのは分かる。 だけど、あたしには、それは束縛にしか感じられな…
人には個性があり、典型的なケースが全てに当てはまるわけではない。だが、概してそうだと言えることはあり、これから僕が述べる話もそうだ。 実際に僕は30人近くの男性の歯科医師を観察してきたし、僕が通った中高は100人近くの同級生が医師になったし、親…
3月8日は国際女性デーらしい。僕もついさっき知りました。 日本では年々、女性の経済力が低下しているので、我々男性は女性の地位向上に声を上げる道義的責任があります。 パートナーがいる男性はパートナーのキャリアや女性の地位向上などについて話し合っ…
西新宿の夜はそこを歩む者によって、景色を変える。 満ち足りた気持ちならば、ビルのネオンは祝福してくれる。 恋をしているならば、光がロマンティックに演出する。 だけど、孤独を感じる時は光よりも吹き付ける風と微かに瞬く星や暗い雲に覆われた空が気に…