merlinrivermouth’s diary

https://twitter.com/@nnmwj

(社会)実際にありそうなコンパ

アベノミクス下での、諸々漏れ伝わる婚活などの男子のプロフィールから、現実を炙り出す仮想コンパです。

匿名サイトで、「収入が多ければ、借金はない」というコメントからヒントを得ました。

 

仮想コンパメンバー

A男…弁護士。28才。四大事務所勤務。

B男…会計士。32才。外資系投資会社勤務。

C男…企業コンサルタント業経営。55才。

D男…IT会社経営者。52才。

E男…部品メーカー理事。35才。

F男…政府機関コンサルタント、病院理事。40才。

 

キャバ子…実はキャバクラでも勤務。パパ活している。

ホステス子…実はホステス。パパ活している

ギャラ子…実はギャラ飲みしている。パパ活している。

ジョイ子…女医。学歴と資産にうざく、優しいふりして、高飛車。

ホウソウ子…法曹。学歴にうざく、明るいふりして、怖い。

コウイン子…銀行員。金の計算ができる。温和なふりして冷徹。

 

仮想コンパ

A男「俺すかー?年収2千万すー☆」

キャバ子、ホステス子、ギャラ子、ジョイ子「すご〜い!」

ホウソウ子「(はー?嘘つけよ。お前がパートナー扱いされてるわけねーだろ。どうせ業務委託だろ。希望的観測の数字出してんじゃねーよ。せいぜい、800万だろ。しかも一生な。最高裁判事になってからその年収出せ、アホ)」

コウイン子「車は何を乗られてるんですかー♪?」

A男「ベンツのCクラスです☆アレは…」

コウイン子「(こいつは数千万以上の借金がある)」

 

B男「僕ですか?4千万です☆」

キャバ子、ホステス子、ギャラ子、ジョイ子「すご〜い!」

ホウソウ子「税金、結構とられちゃうんじゃないですかー?かわいそー」

B男「そうなんすよーアレコレして、なんとか…」

ホウソウ子「(こいつ、脱税してんな。あぶねー奴笑)」

コウイン子「投資でいくら儲けたんですか?あたしーそんなに無理ー☆」

B男「3千万す!」

コウイン子「(こいつの給与は2千万だが、数億の借金がある)」

 

C男「僕は2千万ですが、資産が四億あります」

キャバ子、ホステス子、ギャラ子、ジョイ子「すご〜い!」

ホウソウ子「コンサルだけで、ですか?めちゃくちゃ頭いいんですね☆」

C男「原材料の輸出入をやっているんです」

ホウソウ子「(経済状態に極端に左右される、不安定な業種だな)」

コウイン子「え〜どこにお住まいなんですかー?」

C男「港区に一軒家です!」

コウイン子「(こいつ、10億以上借金あるぞ。ビジネスが傾いたら、破産だな)」

 

D男「僕も二千万だけど、会社の経費で落とせるよ」

キャバ子、ホステス子、ギャラ子、ジョイ子「すご〜い!」

ホウソウ子「どういう遊びをなさってるんですか?」

D男「クルーザー買って、友達誘ってます」

ホウソウ子「(はい、背任)」

コウイン子「なんか、他にも凄そー☆」

D男「港区にマンション持ってます」

コウイン子「(借金は数十億か。確かに凄そーだな)」

 

E男「僕はそんな…全然です。東工大出て、800万くらいです」

キャバ子、ホステス子、ギャラ子「へー」

ジョイ子「あたしより少ない笑」

ホウソウ子「おうちはどういった会社なんですか?」

E男「創業うん十年で、うちが特許を持っていて、うちしか作れない部品メーカーです」

ホウソウ子「(こいつは一生安泰だな。法律的にも完璧だ)」

コウイン子「それでも、給与少ないですね」

E男「うちは適切な経営をしたいので」

コウイン子「実家はどこにあるんですか?」

E男「世田谷です」

コウイン子「(こいつんちは都心にマンション持っていて、借金はゼロだ)」

 

F男「…俺はE男さんくらいかな」

キャバ子、ギャル子、ホステス子「笑」

ジョイ子「?そんなことないしょ?」

F男「ホウソウ子さんとコウイン子さんが説明してくれる」

ホウソウ子、コウイン子「!?」

コウイン子「つまり、A男、B男、C男、D男さんは借金漬けでアベノミクスが終わったり、何かが原因でビジネスが躓けば、事実上の破産するんですよねー。借金ありすぎて、私的整理間に合わないと思う。贅沢し過ぎですね」

ホウソウ子「だいたい、彼らは違法行為スレスレ以上のことに手をつけてるから、それをマークされると…もう…だいたい一代でのし上がるためには、危険なことするもんだよね、一般的に」

コウイン子「E男さんちは資産が10億か20億で、借金ないし、銀行でもそちらの方が金持ち扱いだよねー」

F男「自民党的理屈で言えば、E男さんは支配層。新興富裕層はその下。喩えるなら、E男さんは大名のボンボン。A男、B男、C男、D男は良くて問屋。越後屋みたいな」

F男「キャバ子、ホステス子、ギャラ子さんの方がお金持ちですよ」

キャバ子、ホステス子、ギャラ子「えー!?じゃああたしたちに使ってくれているお金は…」

F男「借金ですね。彼らの金じゃないから、湯水のように使えるわけです」

キャバ子、ホステス子、ギャラ子「…衝撃…」

ジョイ子、ホウソウ子「じゃ、F男さん、あたしと付き合おう!」

F男「…い、嫌です」

ジョイ子、ホウソウ子「なんで?」

F男「怖いからです…」

ジョイ子、ホウソウ子「死刑に処す」

その頃、コウイン子はE男のお持ち帰りを完了していた。

 

前提

現在、僕の上司には新興富裕層から私的整理の仕事の依頼が来ており、彼らの実態を知っています。

彼らはだいたい、資産の3倍から10倍以上、金融機関から借り入れいます。マイナス金利だから借りなければ損だという発想です。

また、年収800万の若手弁護士がベンツやBMWを乗り回し、高価なスーツや時計、靴、バックを持っています。彼らの年収では不可能な生活です。やはり少なくとも数千万は借金があるでしょう。

そもそも、キャバクラなどて150万とか使えるわけがありません。最もお金を持っている、持株会社の経営者でさえ、給与は2千万程度に留めています。明らかに借入があり、キャバクラに150万程度使っても、借入が膨大過ぎて関係ないレベルだということです。

金目なら金目でいいですけど、ちゃんと社会的地位とか経済的能力とかわかってないで、見てくれで選んでると、まー債務を一緒に一生背負うことになります。