merlinrivermouth’s diary

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(社会・政治・経済・日記)大勢は決した

私は維新の大規模な票の不正を疑っている。だが、彼らが捜査されることはなく、従って選挙結果が覆ることはない。

私は立憲民主党の党首選について期待することはなかった。立憲民主党の議員や支持者の多くはヌエだ。目前の安きに流れ、感情や趣味に走り、愚かで、努力を知らず、甘えている癖に傲慢で、物事が見えておらず、自分を律することができない人たちだ。彼らが共産党の票がなく、彼らと選挙区で相討てばどうなるか想像できるだけの知性を持ち合わせていると私は評価していなかった。

政府は選挙の結果を受けて、厚労委員会に多数の維新議員を招聘した。維新は社会保障に強い拒否反応を持つ政党だ。明らかに政府は同一労働同一賃金を実体化するつもりである。そして、それを防ぐ勢力はもはや存在しない。維新は民意を得、立民は右翼路線に変更し、労働者総連合は立民が共産党と関係を切り、右翼で新自由主義の国民民主党と手を結ぶように要請している。一体誰が阻むというのだろうか?

労働組合の労働者は自身を能力があると誤信している。でなければ、連合があのような要請をする訳がない。だが、実際は非正規労働者と能力的に何かが違うということはない。大企業側が同一労働同一賃金を使いたいのは、自身の抱える労働者の大多数が非正規労働者と能力的に何ら変わりはないと見なしているからだ。彼らの給与は350万程度に留められる。

大企業側は既にアリバイ工作をしている。セカンドビジネスやセカンドキャリア…愚かしい。皆が給与350万程度に押し留められて、国内経済が成長すると思っているのか?むしろ実体経済は疲弊するばかりだ。サラリーマンを辞めて何をするのだ?半端な覚悟で飲食店でも開くのか?付け焼き刃の技術でサービス業として成功するつもりか?サラリーマンとしてすら成功出来なかったのに、たった数年しか勉強していない国家資格で同業者と勝負できると思っているのか?全体のパイが小さくなり、唯一景気のいい富裕層向けビジネスは競争が激化している。そんな中で、勝ち残れる自信があるというのか?サラリーマンの成功は大企業の力がバックにあるからだ。サラリーマンの能力ではない。そんなことは企業側が1番理解している。棄民する正当性を宣伝しているに過ぎない。企業側が本当にサラリーマンに能力があると思っているなら、そんな宣伝をせずに、残って貰えるような広告を打っていただろうに。

そんなことも分からないサラリーマンの傲慢さは彼らにこそ牙を剥く。彼らの投票コードは彼ら自身を困らせる。

だが、そのような事態になったところで、票の受け皿などない。力の弱まった左翼しか残されていなくなっているに違いないからだ。本来は、労働者、サラリーマンこそが左翼に投票すべきだったのにこの体たらくである。

むしろ甘え腐っている傲慢なサラリーマンのことだ。自分たちの不遇や挫折を他人のせいにして、過激な極右を支持し、より弱い存在に八つ当たりするのだろう。残念ながら、自民や維新に投票していたサラリーマンのおかげで、どんなに過激でも反体制は体制即ち自民や公明の是認なしに存続を許されない。

そうして、もはやどうにもならないことを悟り、投票自体諦めるだろう。現在のロワーミドルのように。その時は彼らもロワーミドル化しているわけだが。

憲法は容易に改正される。そもそも立民が反対勢力にならないのに、誰が改憲を阻めるというのだろう?如何に改憲に消極的な岸田政権とて、手をつけざるを得ない。一度既成事実ができれば、公明党が許せる範囲内で改憲される。いや、対抗政党が存在しなくなれば、公明党すら無視するようになるかもしれない。

日本はディストピアになる。富裕層だけが富を享受し、アッパーミドル以上が先進国並みの人間で、大量に出現するロワーミドルはほとんど農奴と変わらない、無産労働者と化す。

私は左派政党に投票し続けている。寄付も半ば義務、税金と思ってしている。個人的には大変不幸だ。だからといって、経済的に自己利益になる右翼政党に投票していない。だからこそ、右翼政党に投票し、共産党を毛嫌いする馬鹿サラリーマンどもに言える。因果応報である、と。

私は日本が存立不可能な瀬戸際に立たされなければ、もはや日本の政治にコミットすることはない。もしあるとすれば、それはあの世で天国行きのチケットを買うためのアリバイ作りでしかない。もはや大勢は決している。私は自分の身の振り方を決めている。左派政党に投票していた労働者には本当に同情を禁じ得ない。