(日記・映画)インソムニア
僕は高二の時から一人暮らしを始めました。
古いアパートに、カーテンのない部屋。洗濯機は前の住民が置いていったもので、蓋がない。布団で寝て、飯はカップラーメンとコンビニ弁当。
親が嫌で嫌で仕方なくて、逃げ出すように借りたアパート。
一人暮らしをして、しばらく、貯金をはたいて買ったアイワのテレビデオを深夜につけると、インソムニアがやってました。
アル・パチーノ扮する重度の不眠症の刑事がアパラチア山脈だっけか?ロッキーだっけ?ま、そこら辺のマイナスイオンでまくりの村での事件を捜査し、なんだか解決…死んだんだっけか?で眠れるという、なんだか、ハリウッド映画らしからぬテンションの映画でした。
今から思うと、
「あー、あんた有名な銀行強盗を裁判にかけずに、撃ち殺してたもんね。良心の呵責で、不眠になったんだろ?」
とか
「つーか、開き直って、汚職に手を染めて、撃ち殺した銀行強盗似の元相棒に裁かれたよな、悪夢だな」
とか、くだらないことを思うわけです。
恩師はアメリカでインソムニアを観たらしく、「B級ホラーだと思ったら、単に眠れないおっさんがひたすら眠れないだけの映画だった。なんじゃこりゃ、と思ったよ」とか言ってました。
すげーホッとする大自然でも眠れないおっさん。原作者の「私は寝たいんだ!」という気持ちがめちゃくそ伝わって来ます。ただそれだけ。
僕はこの十年、ぶっ続けで6時間睡眠とか一ヶ月に一度あるかないかで、基本的に1時間半毎に起きます。肝臓の処理が終わるまでは、エピネフィリンが出まくっていたり、体内時計が機能していなかったりするためです。人によっては、一生眠れないままということもあったらしいです。クソ最悪。
そして、このブログを書いてる時間は深夜1時…。
眠りたい、もう眠りたい、全部凍らせたまま
そう意味ちゃう。
おかしな話です。
僕は別に甥っ子を殺したりしてないのに。
全然関係ないですけど、トップガンとデイズ・オブ・サンダーてほとんど同じ映画ですよね。
トップガン2の主要キャストで、乗り物だけ変えて、デイズ・オブ・サンダー2やれるんじゃないか?という。