マスコミやネット民や世間や安倍は岸田氏が安倍を守ると思っている。因みに岸田氏は安倍を守ると公言も明言もしていない。
「政府(行政)としては、調査が終わったと思ってます」だけである。
続けてこう言っている。
「刑事や民事で裁判が行われているので、司法の判断を待って、その上で国民の皆様がまだ調査が足りないというなら、ご要望にお応えしなくてはなりません」。
因みに、岸田氏は総裁選の前は、再調査を主張していた。
この話は、法曹関係者や法律的な事務にちょっと触れている人なら、どういうことを言っているか、理解できる。
「司法が証拠提出を求めて来たり、有権者や世論が再調査を求めればやります」
「表向きには、私は必要と思ってませんが」
「あくまで、表向きには、私は安倍を守るということになってますけど、法律的手続きに乗っかったら、仕方ないんじゃないですか?(笑)」
ということである。
安倍氏は裁判では余裕で勝つと思っているので、心配していない。ので、安倍氏はこれで自分が守られると思っている。
ところが、司法はそうは甘くない。ちゃんと文脈読むし、検察もタダで引っ込んだわけではない。何故なら、検察審査会は再調査になったからだ。検察は検察審査会のメンバーに介入しなかったのである。そして、赤木ファイルの存在は安倍氏の関与があったことが文脈上自明という取り扱いになり、強力な争点になる。
余裕で終わるなんて思っているのは、安倍氏とマスコミだが、実際はもつれにもつれて最高裁まで行くだろう。
自民党最高の事務方派閥の長がそんなことをわからない訳がない。
この前提を踏まえて、もう一度、最初からこの記事を読み直して欲しい。
どうだろう?実際、守る気ありますか?
「ぶっちゃけ、安倍氏がダメならそれでいいんじゃねーの?」
「勘違いしてんのは、マスコミと安倍氏と馬鹿自民党議員でさ、俺は別に最初から守るなんて言ってねーよ」
「まー俺は問題ないと思ってたんだけどねー(棒)。司法や有権者がそういうなら仕方ないよねー」
「いやいや、行政や立法は司法権侵せないから。俺は至極当然のこと言ってただけだよ☆」
それにしても、なんでもそうですが、実務的に学問的に正当なことは概して安心感がありますが、ひじょーに、ひじょーに、ひじょーに、つまらないす。
確かに、野党連合はあんまり議席の上積み狙えないかも。
まあ、いいです。社会は多少安定しますし、国民民主は消えますし、マツダの新型マツダ3またはトヨタの新型カローラ買えますし、PS5でホライゾンやゴット・オブ・ウォーの新作、たぶんやれるようになりますから。