merlinrivermouth’s diary

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(日記)モテ期の襲来

モテ期…それはいつから生まれた概念でしょうか?

モテ期を経験する前は、「そんなもんはありはしない」と思っていました。

モテ期を経験した後は、「なんだ。これだけかよー」と思いました。

30代後半ともなれば、もうそのようなものは縁がないだろうと思ってました。

ま、ぶっちゃけ、好きな人と結ばれればいいだけだし。

 

実は、最近モテ期なんです。片想いしてる身なんでね、邪魔なだけなんですが、このモテ期、ちょっとというかかなり今までの経験と違ってます。

洒落になってない。

ガチです。

「初体験終えたら、自信が出てなんかモテた」とも違う。

「恋人できたら、余裕が出てなんかモテた」とも違う。

「なんか」という曖昧な表現ではないんです。

楽しくもあり、本気で困惑したり、真剣に「お断りの正当性」なんか無駄に考えました。

 

以前も書いたと思うんですが、確かに数ヶ月前から割と人通りがある通りに行くと、女子にチラチラ見られてます。

個人的にはね、チビ短足筋肉質なんで、非人間族ドワーフ科に近い僕なんかをチラチラ見る理由が分からないんです。髭は生やしていませんが。ホビットではない。

「遠くから見ると、遠近感掴めなくて、いい男に見える?」的なことを考えたりしました。このレトリックは我ながらスマッシュヒットだと思います。

ファッションセンスは確かに隙がないですけど…それて絶対的なもんじゃないしなー。

歩いてる時が多いので、座高補正がかかっておりません。座っていると高身長なんでね、補正がかかるんでね。付き合ってた子はね、みんな言ってたんですよ、「席を立つな」と。…レイシストめ。

マスクという原因も考えました。マスクは危険ですよねー補正が50%以上かかってる。ま、僕は実家が歯科診療所なんでね、免疫があるというか、もはや恐怖心が先行してますけど。普通の人は勝手に美形を想像するんだろうなーとか。マスク説は説得力あります。特に僕は目元ぱっちりの二重で、黒目が大きいので、目だけは確実にイケメン。目だけは。…目玉親父も確実に目だけはイケメンですね。

 

以前は、「最近のモテ系男子はモテないのか」とか「アプリのせいで、女子が本気でない」とか考えてました。まーそれはそれであながち間違いではないと考えてますけど。

でも一週間前から起きてる出来事は僕の想像というか経験というか、なんか知り合いのモテ男たちの体験談そのままみたいなことがあったわけで、これはマズい、な。

 

1 ショップの通路でダンスをする女子

先週の日曜日

教習所に行く前に東急ハンズに寄って、書類整理用品を買いました。

ハンズに珍しく、ホットパンツ履いてる、金髪の女子がいました。

「何でここにいんの?ここ、高島屋だけど、ハンズだよ」と偏見で思いました。

チラッと、、、というか2、3回、目が合いました。それくらいなら、もはや日常なんでね、気にしないす。

僕がファイルを立てかける奴をレジで買おうとした時にまた目が合いました。彼女は僕とアイコンタクトを交わすと、通路にわざわざ持ってきた椅子を運べないの体で、お尻を突き出してみたり、深く腰掛けて胸を強調してみたりし始めました。

僕は、新婚さんいらっしゃい風の「なんかー↑あそこにー↑変な女いるけれども↑近寄んねーようにしとこう↓」の感想を抱き、スルーしました。

 

2 教習所のチューターさん

ハンズ寄った後に教習所に行ったんですが、あれ?逆だっけ?ま、いいや。そこで、チューターの中国人の女子に落ちそうになりました。いや、結構やばかったです。

謝り癖という共通のスタイル(?)があって、多分、彼女も好印象でした。途中で、日本語の出来とか聞かれちゃったりして。やばかった。落ちそうになった。

好きな人がいるんで、ホイホイついて行くわけには行かんとです。

 

3 電車の向かい側に座る男にうなじと胸を強調する女子

それから2日後です。昼にFlagsに行きたくなって、中央線に乗ってました。流石に空いてました。コロナ禍で、平日昼間ですからね。

向かい側に、結構可愛い(マスクつけてるから、正確には分かりませんが)ショートカットの女子がいました。ギャル風じゃないので、逆に遊んでそう。

チラ見する僕も僕なんですけど、目が合いました。それからその女子はショートの髪を何気なーく気にするようにうなじを見せたり、汗ひとつかいてないのに、暑そうに胸元の服を引っ張てみたりしました。

いやー僕はドキドキしましたよーでも僕もサンキューのいい加減いい大人なんでね、このドキドキが恋ではなく、ヤリたい方だてことぐらい分かってました。

でも、ドキドキ感はやばかったす。僕は俯いて、目を閉じてましたが、手が震え始めてましたからね。

チラッと向こうを見やると、目が合って、その女子は慌てて、目線をずらしました。

新宿について、僕は慌てて駅を降り、「僕はやった。耐えた。偉い。よくぞ耐えた、頑張った」などと自分を褒め讃えていました。…実際に声出してるんですよね、最近。

ここで、僕の友人だった、モテ男Sを思い出しました。

モテ男の友達は三人いました。モテたくないからと整形考えていた奴、タレントの卵で女性不信になっていた奴、案の定来る者拒まずの奴。つまり、モテ自慢する奴はモテる部類じゃないわけです。あいつら、何の努力もしてなかったからな。

モテ男Sは3番目の奴でしたが、ある時、深夜にいきなり電話してきて、「俺さー一年間Hしなかったから、バージンになったよー」とかほざき出したんです。僕は「え?殺していいですか?」と当然のように返答した後、真面目な経緯を聞きました。

何でも、手当たり次第的になっているから、まともな出会いがないということに気が付いたらしく、一年間Hしないと神に誓いを立てそうです。因みに彼は熱心なプロテスタントの信者です。とんだクリスチャンだよ。その後、彼は教会で知り合った彼女と結婚して、再び深夜に僕に電話してきて、「やっぱりパンツは綿だよな?」とかほざき出したので、あの時殺すべきだったと深く後悔したものです。

 

4 弱気な男性と金の話を笑顔でしながら、喫茶店の向かいの席の男に目配せする女

男性諸氏。ドMでないなら、法曹の女性は避けて通った方がいいと法曹の男性のほとんど全員が申しておりました。僕は言ってないですよ、そう聞いただけですよ。

僕は法律を勉強するのて、要は合法的に法律で人殴りたいからじゃないか?て思うんですよね。

人殴りたい人て、やっぱ怖いですよね、本質的に。

法曹て、専門職だし、法律とか社会を最も知っている人たちですから、自立してますよね。

法曹の女性は例外なく真正のフェミニストですよね。

よほどの人権派でない限り、法曹は手段選ばないすよね。ルール知ってるだけに、ルールのギリギリ攻めるとか。

結局、弁護士て、営業職ですよね?演技はそりゃ上手いでしょうねー。

新宿のエクセルシオールに時間潰しに入ったら、かなり美人のおねーさんがいて、ノートパソコン広げて、会計を出してました。なんの会計かわかんないですけど。

隣に、おねーさんと同い年ぐらいの男性がいて、終始、俯き加減でした。男性はおねーさんと隣の席なのに、なぜか斜に座ってました。男性が何かを言うと、PCに開いた会計を指し示して、「じゃあ、この事業の収入から30万はどう?」とか言ってました。男性が抵抗の色を見せると、すげー優しい声色で「でもそれはあなたの法的義務でしょ」とか凄い怖いことを言ってました。

このおねーさん、なんと、その男性をほとんど見ずに、PCと僕の方のどちらかしか見てませんでした。

まーね、確かに興味がありましたけど、それはあなたにではなく、あなたの仕事に興味があっただけです。

僕は(こえーよーちょーこえーよー)心胆寒からせしめられながらエクセルシオールを出ました。

恩師が言ってたことは間違いでなかったようでした。

言うなれば、北条政子の直系の子孫ですな。

 

最近、経験したことがないようなモテ期なんで、何事かと思い、オタク話するついでもあって、占い師のところに行きました。占い師曰く、宇宙人は神の一種で、ウルトラマンも神らしいですよ。ついに馬脚を現したな。僕は「じゃースーパーマンも神ですね」と答えておきました。どうも、僕も馬脚を現している気がするぞ。

「ほら、革命家はキラッとしているから、表見的にはモテるように見える。だから慣れていた方がいいですよ」と占い師。

そうすよねー身も心も小さいうえに変態匂いフェチのナポレオンもモテたすからねー。占い師はグッチ、モテ期永続説ですね。

恩師の方の反応は「川口くんは肝臓の修復過程で、エピネフィリン出てるし、元々興奮物質が過剰分泌気味だから、今、結構、ホルモン出てると思うよ」でしたから、モテ期一時的説ですね。

 


こんな世の中で、出会いの数だけはすげー多いのに、なかなかまともな出会いがないのは確かで、女性が声をかけにくい文化である以上、女性からの声をかけてという雰囲気に男性が応じるのは半ば義務だとは思います。でも、例えば、好きな人がいる男性や決まった人がいる男性と付き合うと、基本的になかなか大変なことが多い。ので、僕はお断りの正当性を考えました。

「基本的に男性は女性からのアプローチに応ずる義務があるが、それはその女性が自身のナンバー1になるという確信がある場合に限る」。

うん、なんか交通規則みたいな文だぞ。

これなら、お互いにただ苦労するだけにはならないように思いました。

 

普遍的に、モテ期は試練だと考えています。楽しいという側面は否定できませんが、モテ期が訪れるタイミングはほとんどの場合、恋人ができたり、好きな人ができた時です。もしそのモテ期にほだされてしまうと、大事な何かを失う公算が高いわけです。好きな人とうまく行くにせよ、フラれるにせよ、そういう本気の経験を得られないことになるんですから。遊びからは学びはありません。何事にもね。

僕はモテ男Sくんから聞いていたので、純情さがいかに幸福と密接に関係しているのか知ってましたから、何とか対応できるでしょう。そう信じたいところです。

 

余談)モテ期とは全く関係ない女子の話です。教習所で案内受けてる時に、前の席で似たように案内受けてる女子がいました。

おそらく、彼女を案内していた受付の女子とその彼女は地元かなんかの友達ですね、お互いにタメ口だったですし、実際に案内も全然進んでなかったようでしたから。まるで、近所のカフェで話し込んでる風。勤めるなら、こういう緩い職場ですね、間違いない。

案内を受けてる女子の服装は不動産屋のOL風でスカートでした。それが、、、こっちから見ると、その、丸見えだったんすよ。ちょっと困ったすよー僕は男性なんで声かけにくいし、どんだけリラックスしてんだ?という。

普段パンツスタイルなんでしょう。意識してないと、スカートだと忘れてしまって、椅子に座ると開けっ広げになる時がある、みたいな。笑顔で雑談してましたけどね。その落差が、、、以下略。