merlinrivermouth’s diary

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僕はカントではありません。かんとです。

カント。ゲルマン人から続く誠実原則を有し、諸外国の人をげんなりさせるドイツ人で、尊厳と理性の重要性を唱えた、世界の生活指導教諭最右翼的哲学者。

確かに、僕は他者の尊厳は大切にしなければならず、理性を重視しています。ですが、そんなん、欧米のアッパーミドル以上ならあったりまえの話です。自称先進国の日本のホワイトカラーがイカれてるてだけ。

では僕がカントのように、パートナーの尊厳が大事だから、100%浮気ダメとか考えているか?と言えば、ちょっと違う。

確かに、僕は狭義には浮気しません。そのうちカント的な考え方は50%あります。

しかし、理性で裏切りとか支配とかしないというのは確かですが、カント的動機は50%です。もそっと即物的

 

女性で浮気OKて、90%以上嘘です。だって、結婚して子供できたら、女性は浮気できないんですよ?浮気OKな女性でも、夫が浮気したら、キレないわけない。つまり、浮気という選択肢は事実上ありません。

で、それでも浮気する手段て、いや絶対にバレる。絶対にバレる状況から、バレないようにやって、おまけに得るものは浮気相手とのゴタゴタ。そんな不毛でしかないことに延々とエネルギー使うなんて、ただのアホです。

そんなんだったら、趣味に浮気します。

つーか、僕の親父なんて週に3日は釣りに浮気しています。もはやそれは浮気ではない。不倫です。

でも、小言言われてるくらいです。

 

また、パートナーが一人で旅行行くとかに不満な男性が多いとかよく聞きますが、確かにパートナーの自己選択権を尊重しないなんてクソだ、と思いますけど、実は僕にはちゃんと即物的な理由もあります。

僕が21の時、彼女が田舎に帰るというので、それまでの三ヶ月、家賃がもったいないから同棲しようと提案しました。

最初の一ヶ月過ぎるとね、もうすげー辛い。まず夜眠れない。いや、下ネタではないです。とにかく一人の時間が作れなくて、辛かった。しかも僕が言い出しっぺなので、それを彼女に告げられない。

いや、別に嫌いではありませんでした。大好きでしたよ。でも、「早く田舎に帰ってくれー」と切実に思ってましたね。

一人で旅行?渡りに船じゃねーか!という。

それをパートナーを支配したいとか、自分の理想に型はめるという理由だけで、手放すなんて、アホだ、アホ。同棲くらいね、経験してみるべき。そうしたら、分かる。

 

僕は理性的で、相手の尊厳を重視してます。じゃあ我慢しているか?と言われれば、どうでしょうね。

先が読めるから、大変な方を避けているという部分も相当程度ありますね。

そもそも、僕は愛が快感なんです。快感のために快感を得ようとはなかなか思えない。だから、相手を尊重するために我慢するのが快感なんだから、それは理性で我慢してるて言わないです。

 

故に僕はカントではありません。かんとです。

赤信号とかベランダにゴミとかとにかくルールとか信用とかすげ〜うるさいドイツ人の、更に理性とか尊厳とかにめちゃくちゃうるさい哲学者と一緒にしないで下さい。

僕は、たぶん、そこまで口うるさくないです。