「今月は休日空いていないので、いつか空けられる日を探します!すみません」
あーそうですか、いつか、ね。はいはい。
前後のやりとりから鑑みて、デートはネガティヴみたいです。だが、僕には好意はある。つまり、恋愛モードではない、と。
確かに鑑みれば、彼女はスタイリストになってから一年しか経っていません。あと一年か二年は仕事に集中したいでしょう。僕とは遊びに終わらない可能性もあるし、彼女は遊びの関係はネガティヴで、僕と彼女の相性から鑑みても、デートすれば、マジになる確率は高い。
ので、一度はOKしたものの、やはりネガティヴな反応になったのだと思います。ま、一応含みはありますが、20%程度でしょうね。
確かに、僕がアプローチを情熱的に行えば、可能性は高いです。でも、僕はせっかく友人関係になれたのにそれを壊したくないですし、客とスタイリストの関係もある。
一年か二年後に可能性があると言っても、その頃に僕はどうなっているのか?
これは彼女に限ったことではないですが、僕はどうしてもアメリカに移住しなければなりませんが、言語障壁の問題以前に、アメリカは今黄色人種の差別が強く、職業の問題もある。おそらくスタイリストを続けたい彼女には、付き合ってもいずれ最大の課題になっていたでしょうし、彼女にとっては他の女子よりも遥かにハードルが高くなっていたはずです。
仕方ない。つーか、あ〜あ。
なんかもう、俺の人生がこうなってんのは俺の責任じゃねーのに。
いやいや、これでも相対的にはだいぶ恵まれてるて。そう思うことにします。
この二ヶ月の成果は、価値観合う奴とダチになるた、でした。
…たくっ、誰か女子を紹介してくんねーかな…