merlinrivermouth’s diary

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得難い人

恩師から「最近、真面目な話少ないね」とか言われたので、前もって言い訳します。

まず、レポート提出する先のトップが決まってません。代理がやってるんですが、そのままトップやるらしいような、どうなんだろう?しかもそこは日本どころではないです。それに、別に書いていいことだけブログ記事にしてるので、そもそも書けるネタが少ない、というのもあります。

次に、じゃあ恩師の法律ネタ的アシスタントである僕からみた仕事ですが、、、そもそも緊急事態の間は、重要案件でない限り、民事裁判閉まってます。裁判やってなかったんだから、話題にすることもない。

勿論、これ以外に全体利益になるような非常に重要な情報はありますが、情報源が混乱を招きたくないとかで、出せない話なので、書けません。

で、す、の、で、僕の恋愛的な話でご勘弁下さい。興味ないならさ、読まなきゃいいんだよ。

 

では、本題。

どこかの記事で触れていましたが、歯科の女医さんとは会えませんでした。彼女にはその時は真剣に考えていました。しかし、連絡手段がないのでは気持ちの確かめようもありませんでした。

物凄い偶然なのですが、件の女医とアプリでマッチングして、数時間後に美容院に行ったのですが、担当の美容師さんに僕は物凄い好印象を抱いていたのです。

その時の一週間前に、3年ぶりに美容院に行って、その時担当になったのが彼女でした。1回目はカットとスタイリングを頼み、一週間後の2回目はカラーとパーマを頼みました。非常に聡明な女性で、多少怖いところもありますが、困っている人を見過ごせず、正義感が強くて、愛情深い、僕と同じ価値観を持っていて、僕には非常に得難い女性です。

カラーを確かめる時、「ちっ、んだょ」からの数分後に「よし!」というのは、正直ちょっとビビりましたが。僕は僕が大病したことや、僕の属性、僕がしなければならないことを赤の他人にいきなり話したのは、彼女が初めてで、僕がそれを話した時、僕が1番驚きました。

もしかしたら僕の勘違いかもしれませんが、彼女は最初から僕に好意を寄せているように感じられて、その一週間の間に僕とマッチングした女医の話をしたら、不機嫌になるのを隠せていない様子でした。それでも僕の恋路を応援してくれると言ってくれました。

僕には、彼女が大人の女性に感じました。

僕は、僕が大望を遂げるのに、自分が求める小市民的生活を得られなくなり、自分が最も憎悪して止まない連中に近づいているのを自覚しています。物事を決めつけてしまったり、自棄になると彼らのように自己都合的に生きて良いのでは?と誘惑に駆られる時があるからです。僕はそのような人生を望まず、「せめて、僕のレーゾンデートルが帰る場所を照らす道標になるような、小さな幸せを与えてくれ」と超自然的な何かに願をかけたのでした。その一週間後に彼女たちと出会ったのです。

僕にとっては運命的な出会いが一週間の間に二つ重なったようなものでした。

 

僕は女医の連絡を持った1ヶ月半の間、美容院には行きませんでした。女医さんにも美容師さんにも、裏切るような気持ちになるからです。

結局、女医さんからの連絡をこれ以上待つのは、気持ちが限界を迎え、あまり現実的でないように思いました。それで、2週間程前に、美容院に行って、件の美容師さんに会ったのです。

美容師さんは僕が女医さんと会えなかったことを知ると喜びを隠せていない様子でした。それまでの文脈や僕が感じていたことがあるので、これは何らかのアプローチがあるように思えました。

ですので、僕から「今新しい恋を見つけようとすると、相手に失礼になります。彼女とお相手を比べてしまう。彼女が記憶になるまで、一、二ヶ月はやさぐれるつもりです」、「僕は女性からアプローチされるより、自分でアプローチしたいんです。その方が僕が恋人に本気になれると思うから」と話し、ちょっと待ったをかけました。

とはいえ、やはり、僕が美容師さんの気持ちを感じているのを無視するわけにはいけませんから、彼女に好みのタイプなどを聞きました。

彼女は更に声のトーンが上がり、彼女の前の彼氏が困っている人に対して無頓着で、恋人の気持ちをあまり確かめようとしない人だったとか、彼女が求めているデートプラン、その他に彼女が理想とするタイプをとにかくしゃべり倒していました。

その間に「川口さんは困っている人がいたら見過ごせますか?」「川口さんの好みのタイプはどういう人ですか?」「川口さんが付き合った彼女さんたちはどういうタイプだったんですか?」「何故、彼氏ができないんですかね?」などなどを僕に聞いていました。

彼女が求める理想のタイプというのは、僕のことを言っているように思えました。

左前でカットしていた店のチーフは我々をチラチラ見ていました。「おいおい、あからさまに客にアプローチするなよ」というように思ったのでしょう。

おそらく、彼女は僕が彼女の気持ちに気付いていて、僕が近いうちに彼女にアプローチすると知って、喜んでいたように思います。

彼女は「好きな人と結婚したいです!」と強く言っていました。

 

彼女は23歳だと言っていたのですが、非常に聡明で大人の女性特有の強さを感じたので、サバを読んだように思ったのですが、後で調べたところ、彼女は本当に23歳と知り、びっくりしました。僕が彼女を表現する言葉としては、偉大な女性と表すでしょう。

そしてしばらくして思い出したのですが、3年前に一度、彼女に髪をカットして貰った覚えがあるのです。その時も僕は「テクニックもさることながら、非常に感情豊かで、ちょっと怖い」と思いました。確か、直前に僕の担当が辞めてしまったので、当時Jr.スタイリストだった彼女がピンチヒッター的に僕についたのだと思いました。

結局、それから次の時は別の美容院がつき、僕はやはり体調が悪くなって、以降3年間、美容院には行けませんでした。

 

この2週間、気付いてみたら、僕は美容師さんに夢中になっていました。もはや女医さんのことは過去になっていました。彼女の言う通り、次の恋が忘れさせてくれています。調べたら、彼女の誕生日が近いことが分かりました。

僕は他の人が彼女にアプローチするのでは?などなど勝手に不安になってしまい、すぐにでも彼女にアプローチしたくなって、明日、彼女を食事に誘うつもりです。

彼女は以前、行きたい店を告げてくれて、そこはたまさか僕の行きつけの店でした。

確かに僕は彼女と結ばれたいと望んでいます。ですが、たとえそうなれなくとも、客と美容師という関係を超えれればいいと望んでいます。

彼女は得難い人ですから。

 

本来、このようなプライベートな事はあまり公にしてはならないものです。ですが、僕は言葉や文章にして形にしないと、気持ちを落ち着かせることができません。