merlinrivermouth’s diary

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当たり前の話

ある意見があれば、それに反対する意見がある。基本的には意見を言うならば、反対意見に耳を貸さなくてはならない。議論や対話なくして市民社会は成立しない。

だが反対する意見が礼儀を伴っていなかったり、中傷する文脈であったりすれば、対話を拒絶する意思の表れであるから、不法行為になり、最低でも投稿削除のペナルティを受ける。手続き上の瑕疵があるということは、反対意見ではなく、単に中傷ということになる。

しかしながら、批判の対象が匿名である場合、匿名は法の庇護を受けないため、不法行為にならず、中傷にもならない。

また匿名はどんなに不法行為をしても、匿名は社会的地位が分からず、社会的批判も受けないため、数万円程度のリスクでデタラメをやれる。

即ち、まともな人は匿名サイトでやるしかないのではなく、匿名ばっかで、日本のネット規制がザルだから、こういう状況である。

例えば韓国みたいに主要なサイトは全部実名が義務付けされれば、こんな問題は一気に消える。多数意見が少数意見にめちゃくちゃ言えば、めちゃくちゃ言った方は不法行為に問われる。その時は匿名ではなく特定個人であるから、言った方が社会的ダメージを被る。だから、よほどの間抜けでなければそんなことはしない。どんなに相手のことが気に食わない人間でも最低限の礼儀とちゃんとした読解が絶対的必要条件になる。

従って匿名をやるしかない、のではない。みんながみんな匿名やってるから現状なのである。潔くツラ見せて会話せずに、卑怯にも仮面被って遠くからシュプレヒコール言ったもん勝ちだから現状なのである。