菅政権は内閣府の通達を出し、韓国からの輸入を規制している。第三国経由でも許さないという念の入れようである。因みにこれは菅政権になって始まった。
韓国の半導体は中価格中品質で、日本の高価格高品質の半導体と比べて、性能では劣るものの、実用レベルとしては問題がなく、価格は半分以下である。従って、家電などでは韓国の半導体がメインの部品になる。
菅政権が韓国の半導体を日本に入れないために、家電メーカーは商品を生産することが難しい状態だ。最も影響を受けているのは、コロナ禍という最大のかきいれ時で、一週間前に発売が決まっていた、ソニーPlayStation5だろう。
多くのユーザーは発売日を過ぎてもPS5が市場に流通しないことを訝しんでいるが、おそらくPS5を生産できていながために、PS5を市場に供給できていないことが原因の第一だと考えられる。
韓国の輸出先は日本だけではないので、韓国としては少し困る程度だが、日本は韓国なしの半導体ではめちゃくちゃ高い製品しか作れないため、非常に困る状態である。特にコロナ禍であるため、メーカーとしては死活問題と言っていい。
菅政権が行っている政策はハンガーストライキと言える。だが、菅義偉自身が餓死するのではなく、メーカーが餓死することになる。
